あの頃はよかった-モテ期編-
あの頃はよかったシリーズ第三弾。
今は12月6日1時18分です。昔のことを思い出して悲しくなりどうせ明日になったら忘れてるので今のうちに書いてやろうと。
モテ期って言葉がありますよね。誰しもこれがあるとかないとか。今になってあの時がモテ期だったのかなと思うことがあります。
しかし、今回はあの頃どうモテただのそういうことはどうでもいいんです。私の漫画みたいな失恋のエピソードを書きたいと思います。
ちなみに、大学生の時の福島での一目惚れ→失恋のエピソードもありますので、気になる方は過去の記事を見てください。
中学一年の終わり頃から塾に通いはじめました。
その塾は隣町にあり、他の中学の人もいました。その塾は志望校のランク別に教室が分かれていて私は進学校を狙うクラスでした。しかし、数学がてんでダメで数学だけは一つ下のランクの教室で受けていました。そこには某中学の仲良し女子3人組がいました。私はその中の1人に一目惚れをしました。
しかし、会えるのは数学の60分の一コマのみ。全く仲良くなるなどのイベントはなく、ただの片思いでした。学校も違うし恋というよりはアイドル的な憧れに近い気もします。中学生ですから…
ある日、吹奏楽のイベントでその女子3人組を見かけました。その女子3人組も吹奏楽部でした。そこで話しかけられ、意気投合、とはいきませんでしたが、話すきっかけを得ました。
付き合いたいとかは思っていませんでしたが(理由は後述)仲良くなりたいと少しずつ思い始めていました。
そこからは特に進展はありません。塾で会えばコンクールの曲決まった?とかそういう話しかしてませんでした。が、会話ができてるだけで満足してたんでしょう。
年が明けて(中学2年の)2月。
突然、一目惚れをした子から彼女いるの?と聞かれました。いない、と答えました。
私はもしかして?もしかするのか?と。
運命の日がやってきました。
2月14日。バレンタインデーです。
塾の教室に入ると雰囲気がいつもと違うことに気づきました。なぜかみんなが笑ってこっちを見ています。なんだ?と思いながらも席に着くと机の中に何かが。これまででもらった中で一番大きなチョコレートと手紙が入っていました。勿論、宛名は私のものでした。
平静を装いつつも先の件があったこともあり、私は気が気ではありません。
休み時間にブツを眺めると、それは義理のものではないというのが一目でわかりました。ただし、差出人が誰かはこの時点では確定していません。答えは手紙の中。
私は手紙を開けました。正直この時点で、90%ぐらい勝ちを確信していました。
好きです。付き合ってください。
という、ストレイトなメッセージと連絡先。
そして、知らない名前。
その手紙の差出人は女子3人組の私が一目惚れした子ではない子でした。失礼ですが、意気消沈した私はその子にお礼も言わずに帰ってしまいました。
(チョコレートは美味しくいただきました。)
当時は携帯も持っていなかったので連絡先を渡されてもどうしようもなかったのですが、直ぐに返事をせず最低なことをしてしまったな、と… ホワイトデーにお返しをしました。そこで断りました。
以上が中学二年生の時の失恋の話なのですが、この片思いの間、私には同じ中学に彼女がいました。2月の時点で彼女がいないと言ったのは嘘です。
付き合いたいとか思っていなかったというのは彼女がいたからです。
私は塾の他の中学の友達に一目惚れした子がかわいいという話をしていました。その話が回り回って彼女の耳に入り、別れることになりました。
ここまでが、私の失恋の話でした。
ふと思い出したので書いてみましたが、最低ですね。悲しいです。
おわり。