あの頃は良かった-MD編-
記事を更新しなくてもブログタイトルに釣られてるのか地味にアクセスがあるこのブログ。
私はジャズが好きな元大学生です。なので全くの詐欺ではありません。
今回はあの頃は良かった-MD編-ということで、MDは皆さんご存知、Mini Disc。なんとも言えない存在でしたよね。
私が初めてMDに出会ったのは小学六年生の冬でした。父親にMDポータブルプレイヤーを買ってもらったんです。CDポータブルプレイヤーも持ってましたが、今考えるとCDだMDだってよく持ち歩いてたなぁと思います。
私はMD自体には大した思い出はないのですが、このMD購入が人生の転換期となりました。
小学六年生の12月、休みの日に父親に呼ばれ買い物に付き合うことに。なにも聞かされていなかったヒロセ少年は訳もわからずついて行きました。
着いたのは地元の電器屋「100満ボルト」
父親に連れられゲームコーナーへ。ヒロセ少年はゲームを買ってもらえると少し期待しました。すると、父親が「〇〇(弟)の欲しいって言ってたやつなんだっけ?」と。 自分も少し期待していたくせに、弟のモノを買いにきたのかと、なんで弟にだけゲーム買ってやるんだ?とすこしお怒りのヒロセ少年。
すると父親が「来週クリスマスだからね」
当時、学校で「サンタクロースはいるのかいないのか問題」が話題でした。私も毎年寝たふりをして正体を暴いてやろうとする側の人間で、でも本当にいるんじゃないか?とかすかに期待もしていました。
そうです。この瞬間、私の淡い期待は完全に打ち砕かれました。サンタクロースの正体は父親だったのです。ヒロセ少年はショックを受けつつも、まぁ知ってたけどねのスタンスでその場を乗り切りました。
その後に、クリスマスプレゼントということで父親がMDポータブルプレイヤーを買ってくれたのです。
充電器がスピーカーにもなるタイプのやつでした。
当時は全く音楽に興味がなかったので家には両親の松田聖子や宇多田ヒカルのCDしかなく、いまさらそれをMDに入れてどうするんだ?という感じで購入直後はインテリアになっていました。
中学生になり吹奏楽部に入り、少しずつ音楽に興味を持ち始めるとCDを借りてきたり、友達からMDをもらったりして使う機会も増えました。
MDにシールを貼ってそこに曲名を書いたりするのも懐かしいですね。友達からもらった平井堅のMDのポップスターがラメ入りのペンでかかれていたとか、極細のボールペンでびっしり書き込んだりと懐かしい思い出もありますが、父親サンタクロースショックに比べたらどうでもいい思い出です。
以上、あの頃は良かった-MD編-でした。
無事24歳になりました。
いろんな意味で、いつもと違った誕生日を迎えられて良かったと思います。おわり。